この記事では、ControlSpace DesignerのProject Viewにオブジェクトを追加するプロセスについて説明します。
対象製品
- ControlSpace Designer
目次
手順
プロジェクトファイルの作成
ControlSpace システムデザインファイルを作成する最初のステップは、プロジェクトで使用するハードウェアコンポーネントを指定することです。 ControlSpace Designerソフトウェアでは、Device ListからProject Viewに新しいデバイスを追加することで使用するハードウェアを決定します。Project Viewは、システムデザインのグラフィカルなレイアウトを可能にするワークスペースです。 Device Listにはシステムで使用できる以下のハードウェアデバイスが表示されます:
Sound Processors、PowerMatch Amplifiers、PowerShare Amplifiers、Dante Endpoints、Control Centers、Devices、および、Discontinued
Devicesカテゴリは、音源、汎用アンプ、ネットワークスイッチ、ラウドスピーカーなどを備えたProject Viewを完成させるための仮想システムコンポーネントで、これらのデバイスにはグラフィック機能しかないことに注意してください。Project Viewにデバイスを追加したら、デバイス間の配線を追加して、サウンドシステムのブロック図を作成できます。 デバイス間の配線はシステム全体にできますが、CC-16を除きシステムの設定に必要なものではありません。 CC-16とDSPプロセッサ間の接続は、デバイスが動作するために必要です。
例
次の例では、ESP-880ADサウンドプロセッサとCC-64およびCC-16ゾーンコントローラがデザインに含まれています。マイクやスピーカーなどの他のデバイスを追加することもできますが、これらは参照用であり、ControlSpaceデバイスの動作に影響するものではありません。
デバイスをProject Viewにドラッグアンドドロップします。プロジェクトファイル
各プロジェクトのシステムデザインは、.csp拡張子の付いたファイルに保存されます。 このファイルには、すべてのControlSpaceサウンドプロセッサ、PowerMatchおよびPowerShareアンプの構成情報、設定、および、制御設定が含まれています。 1から新しいファイルを作成する方法以外にも、ハードウェアデバイス内に保存されているファイルと設定を取得する方法も用意されています。
プロジェクトネットワークのプロパティ
Project Viewでデバイスを構成する前に、プロジェクトネットワークのプロパティを正しく設定する必要があります。 Project Network Propertiesコントロールパネルにアクセスするには、[Tools]メニューをクリックし、[Set Project Network Properties]を選択します。 プロジェクト内のすべてのデバイスは、IPを介して通信できるように、同じIPサブネット内に存在する必要があります。 これを容易にするために、Project Network Propertiesコントロールパネルを使用して、Network Address、Subnet Mask、および、Gateway Addressをプロジェクト全体に割り当てます。 プロジェクトに追加されたすべてのデバイスは、これらの同じIP設定を使用します。 各デバイスのIPアドレスの最後のオクテットは、デバイスの[Properties]コントロールパネルで設定できます。 Project Network Propertiesは、システムメニューのHardware Managerでも表示/変更できます。