この記事では、PowerShareアンプでCC-1リモートボリュームコントロールを使用する場合の設定プロセスについて説明します。
対象製品
- PowerShare PS602
- PowerShare PS604
- PowerShare PS604A
- PowerShare PS404A
目次
手順
シングルゾーンコントローラーの接続
最大長609メートル(2000フィート)のCAT 5ケーブルを使用して、シングルゾーンコントローラー(ControlCenter CC-1)をPowerShareアンプに接続できます。 ケーブルは、TIA /EIA568Bピン配列を使用したRJ-45接続で両端を終端する必要があります。 このControlCenter CC-1は、PS602の出力1、2、または1と2両方の音量をコントロールするように設定できます。 PowerShare PS604、PS604A、またはPS404Aの場合、1つのControlCenter CC-1で、出力1、2、3、4、または4つの出力の任意の組み合わせの音量をコントロールできます。
複数のゾーンコントローラーを接続する
PowerShare PS602、PS604、PS604A、PS404Aは、複数のゾーンコントローラー(ControlCenter CC-1)を使用することができます。 各ゾーンコントローラは、任意の出力または出力の組み合わせをコントロールするように設定できます。 TIA / EIA 568Bピン配列のRJ-45コネクタ付きのCAT5ケーブルを使用して複数のゾーンコントローラ(ControlCenter CC-1)をデイジーチェーン接続し、チェーンの最後のゾーンコントローラからアンプに接続します。 最初のゾーンコントローラからアンプまでの距離は最長609メートル(2000フィート)です。 もしくは、オプションアクセサリのControlCenter CV41を使用して、複数のコントローラーをスター接続することもできます。PowerShare PS602は最大2つのControlCenter CC-1コントローラーを、PowerShare PS604、PS604A、およびPS404Aには最大4つのControlCenter CC-1コントローラーを接続できます。
DIPスイッチの設定
ControlCenter CC-1には、合計8つのDIPスイッチがあります。 最初の4つのDIPスイッチはDIP3のみONに設定します。 残りの4つのDIPスイッチ(5〜8)は、そのCC-1でコントロールしたいアンプチャンネルに応じてONの位置を設定します。
DIPスイッチ1〜4のデフォルト設定:
DIP 1 - OFF
DIP 2 - OFF
DIP 3 - ON
DIP 4 - OFF
PowerShare PS602、PS604、PS604A、および、PS404Aの場合、ControlCenter CC-1は、対応するDIPスイッチがONの位置にある出力を制御します。
DIP 5 - OUTPUT 1
DIP 6 - OUTPUT 2
DIP 7 - OUTPUT 3 (PowerShare PS604, PS604A, PS404Aのみ)
DIP 8 - OUTPUT 4 (PowerShare PS604, PS604A, PS404Aのみ)
例として、4つのControlCenter CC-1リモコンを使用してPowerShare PS604、PS604A、もしくは、PS404Aの個々の出力音量をコントロールする場合のDIPスイッチの設定を以下に示します。