この記事では、PowerMatch、EX、およびPowerShareデバイスで設定できるDanteの接続モードについて説明します。

対象製品

• ControlSpace EX-1280
• ControlSpace EX-1280C
• ControlSpace EX-440C
• ControlSpace EX-12AEC
• PowerMatch PM4500N with PowerMatch Dante network card
• PowerMatch PM8500N with PowerMatch Dante network card
• PowerMatch PM82500N with PowerMatch Dante network card
• PowerShare PS404D Adaptable Power Amplifier
• PowerShare PS604D Adaptable Power Amplifier

設定

PowerMatch Danteカード、EXプロセッサ、およびPowerSahre- Danteアンプの背面パネルには、2つのDanteネットワークポート（プライマリおよびセカンダリ）があり、Danteを使用して低遅延デジタルオーディオの入出力ができます。 これらのポートは、 デバイスに応じてAudinateのDante Controllerを使用して、Switchecd（デフォルト）、Redundant、Isolated_Network、またはLegacy_Hardware（フィルター）に設定できます。

モード

Switched（デフォルト設定）

Switchedモードでは、両方のポートがスイッチとして使用され、同じサブネット内にあります。 どちらのポートも、DanteオーディオとControlSpaceに対するコントロールの両方にアクセスできます。 このモードは、ネットワークスイッチなしで複数のデバイスをデイジーチェーン接続する際に便利です。

注：ホップごとに、Danteオーディオネットワークに0.1ミリ秒のレイテンシが追加されることを忘れないでください。

Redundant

Redundantモードでは、2つの独立したDanteオーディオネットワークをセットアップできます。 Prymaryネットワークに障害が発生すると、デバイスは自動でSecondaryネットワークに切り替わります（グリッチが発生しません）。どちらのポートもDanteオーディオを処理し、PrymaryポートのみがControlSpaceのコントロールにアクセスできます。 両方のポートは異なるサブネットにあり、物理的または仮想的に分離する必要があります。

Isolated Network

Isolatedモードは、2つの分離されたサブネットをサポートします。 Dante専用のサブネットと、ControlSpaceおよびコントロール用（Crestron、AMX、Extronなど）の専用サブネットを分けて構築できます。

Legacy Hardware

Legacyモードでは、デバイスの2つのポートが同じサブネットで動作します。 Primaryポートは、Danteオーディオ、ControlSpace、およびコントロールが利用できます。 Secondaryポートは、Danteネットワークオーディオがフィルタリングされ、ControlSpaceとコントロールのみが利用できます。このモードは速度の遅いCC-64を使用する際に使用し、SecondaryにCC-64を接続することでCC-64にDanteネットワークオーディオの情報が送られるのを防ぐことができます。

例A：

例B：

どのデバイスがどのモードをサポートしていますか？

xはモードがサポートされていることを示します

oはモードがサポートされていないことを示します