この記事では、ControlSpace Designerを使用せずにCC-64を使ってプロセッサの現在の状態をフラッシュに保存する方法について説明します。

対象製品

• ControlSpace Designer
• ControlSpace CC-64
• ControlSpace ESP-00
• ControlSpace ESP-00 II
• ControlSpace ESP-88

手順

（この方法は、ESP-88、ESP-00、またはESP-00IIとCC-64を使用するシステムのみで適用できます）ESPの現在の状態をCC-64を使用してフラッシュに保存することで、 ハードウェアを再起動するとと保存したときの状態で起動します。

この機能を使うための設定手順

1. CSDでESP内にGainブロックなどの「ダミー」ブロックを用意ます。
2. 「ダミー」ブロックをCC-64のCustomセクションにドラッグします。このブロックはESPに現在の状態を保存する用途のみに使用します。
3. 他のすべてのプログラミングを完了したらファイルをハードウェアにフラッシュします。
   

ESPの現在の状態をフラッシュに保存する方法

1. CC-64のメインエンコーダーを約8秒間押し続けます。
2. 画面にESP名と「ダミー」ブロック名が表示されたらメインエンコーダーを押して放します。
3. ディスプレイに“Store current setting as start-up?”と表示されるので、メインエンコーダーを回して「Yes」に切り替えてエンコーダーを押します。（現在の状態がフラッシュに保存されます。）