この記事では、VB1のHDMI出力(DisplayLink機能)を有効にしてディスプレイに接続する方法について説明します。
VB1のHDMIポートは、DisplayLink機能によりコンピューターの画面をセカンドディスプレイに表示することができます。この機能により、カメラ、マイク、スピーカーオーディオ、および、ディスプレイがすべて1本のUSBケーブルで利用できる「ワンケーブルミーティング」を可能にします。
デフォルトでは、DisplayLink機能は無効(Disabled)になっており、また、工場出荷時のデフォルトのリセット後にも無効になります。これは、DisplayLink機能(HDMI出力)を使用しないユーザーに、USB接続/切断音「dootdoot doot」が鳴り続ける問題や、使用しないセカンドディスプレイが認識されないようにするためです。
HDMI出力を有効にするには、Bose Work ConfigurationまたはBose Work ManagementソフトウェアでDisplayLinkオプションを有効にする必要があります。 (VB1に付属のHDMIケーブルの袋に、HDMI出力を有効にする方法に関する情報が記載されたラベルが貼られています。ラップトップにDisplayLinkドライバーをインストールし、Bose Work ConfigurationでDisplayLinkを有効にします)。
※ルームシステム(Microsoft Teams RoomやZoom Room)、または、PCが常設されているシステムでは、VB1のHDMI出力は使用しません。
対象製品
- Videobar VB1
手順
方法1(USB接続)
DisplayLinkオプションを有効にするには、Bose Work Configuration(www.boseprofessional.comからダウンロード可能)を開きます。
- VB1がUSBケーブルでWindowsPCまたはMacに接続されていることを確認します。
- Bose Work Configurationソフトウェアを起動します。
- ウィンドウの左下隅にある管理アイコンをクリックします。
ログイン後、[設定]> [User Access]タブに移動し、DisplayLinkを有効にします。
これで、VB1でHDMIが有効になります。
PCでDisplayLink出力を有効にするには、https://www.displaylink.com/downloadsにアクセスして最新バージョンをダウンロードします。
方法2 (ネットワーク接続)
Bose Work Managementソフトウェアを使用して、DisplayLink (HDMI出力)をリモートで有効にすることもできます。 (ソフトウェアはここからダウンロードできます。)
注:VB1をネットワークに接続してBose Work Managementに追加する必要があります。
DisplayLink機能をリモートで有効にする手順は次のとおりです。
1. Bose Work Managementアプリを開きます
2. Device Listのデバイス名の左側にあるチェックボックスを選択し、ウィンドウの右側に表示されるコントロールパネルにパスワードを入力して、[送信]をクリックします。
3. 選択したVB1のコントロールパネルが表示されるので、[Configuration]メニューで下にスクロールし、[User Access]オプションの[DisplayLink]のチェックボックスをオンにします。