PowerSpace (AmpLink搭載モデル) のディップスイッチ設定について紹介します。
対象製品
- PowerSpace P2600A
- PowerSpace 21000A
- PowerSpace P4300A
手順
PowerSpace アンプのAmpLink搭載モデル P2600A/P21000A/P4300のDIPスイッチの設定についてモデル別に記載します。
<PowerSpace P2600A/P21000A>
- 自動スタンバイ : "ON"の場合に有効になり、信号が入力されない状態が20分継続すると、アンプは省電力モードに入ります。
省電力モードでは、入力信号が検出されるとアンプは1秒以内に自動的にスタンバイを解除し、音声信号の出力を開始します。デフォルトの位置はOFF(無効)です。 - ミュート極性 : ミュート極性を"NO"(ノーマリーオープン)と、"NC"(ノーマリークローズ)とで切り替えます。デフォルトの位置は"NO"になっています。
- Global Out : DIPスイッチが"Hi-Z"に設定されている出力の出力電圧を"70V"または"100V"に設定します。
"70V" Hi-ZモードとLow-Zモードでは、100 V Peakリミッターと70V RMSリミッターが自動的に読み込まれます。
"100V"Hi-Zモードでは、100V RMSリミッターが自動的に読み込まれます。 - OUTPUT 1 : Output 1について、70/100Vハイインピーダンス出力("Hi-Z")または4~8 Ωローインピーダンス出力("Low-Z")を選択します。
- OUTPUT 2 : Output 2について、70/100Vハイインピーダンス出力("Hi-Z")または4~8 Ωローインピーダンス出力("Low-Z")を選択します。
- I-SHARE OUTPUTS : "ON"のときOutput 1および2の電流を合わせて2チャンネル分の出力を提供します。
※I-SHARE OUTPUTを"ON"にする場合は、アンプ電源を切るかもしくはスタンバイモードにし、I-SHARE OUTPUTS DIPスイッチを"ON"に切り替え、付属のジャンパーを出力ターミナルに取り付けます。その後、ターミナル1+と1–(または2+と2–どちらかのみ)に、スピーカーをアンプに配線します。
<PowerSpace P4300A>
- 自動スタンバイ : "ON"の場合に有効になり、信号が入力されない状態が20分継続すると、アンプは省電力モードに入ります。
省電力モードでは、入力信号が検出されるとアンプは1秒以内に自動的にスタンバイを解除し、音声信号の出力を開始します。デフォルトの位置はOFF(無効)です。 - ミュート極性 : ミュート極性を"NO"(ノーマリーオープン)と、"NC"(ノーマリークローズ)とで切り替えます。デフォルトの位置は"NO"になっています。
- Global Out : DIPスイッチが"Hi-Z"に設定されている出力の出力電圧を"70V"または"100V"に設定します。
"70V" Hi-ZモードとLow-Zモードでは、100 V Peakリミッターと70V RMSリミッターが自動的に読み込まれます。
"100V"Hi-Zモードでは、100V RMSリミッターが自動的に読み込まれます。 - OUTPUT 1 : Output 1について、70/100Vハイインピーダンス出力("Hi-Z")または4~8 Ωローインピーダンス出力("Low-Z")を選択します。
- OUTPUT 2 : Output 2について、70/100Vハイインピーダンス出力("Hi-Z")または4~8 Ωローインピーダンス出力("Low-Z")を選択します。
- OUTPUT 3 : Output 3について、70/100Vハイインピーダンス出力("Hi-Z")または4~8 Ωローインピーダンス出力("Low-Z")を選択します。
- OUTPUT 4 : Output 4について、70/100Vハイインピーダンス出力("Hi-Z")または4~8 Ωローインピーダンス出力("Low-Z")を選択します。
- 8. I-SHARE 1 & 2: "ON"のときOutput 1および2の電流を合わせて2チャンネル分の出力を提供します。
- 9. I-SHARE 3 & 4: "ON"のときOutput 3および4の電流を合わせて2チャンネル分の出力を提供します。
※I-SHARE を"ON"にする場合は、アンプ電源を切るかもしくはスタンバイモードにし、I-SHARE DIPスイッチを"ON"に切り替え、付属のジャンパーをOutput 1と2、もしくは、3と4の出力ターミナルに取り付けます。I-SHARE 1 & 2に接続するスピーカーは出力ターミナル1+と1–(または2+と2–どちからのみ)を、I-SHARE 3 & 4に接続するスピーカーは出力ターミナル3+と3–(または4+と4–どちらかのみ)を使用します。